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矢掛町イタリア野菜プロジェクト

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瀬戸内の太陽の恵みと山里の豊かな清流で育ったおいしいイタリア野菜。

JA晴れの国岡山 矢掛アグリセンターからお届けします。

矢掛町は,旧山陽道の宿場町として,江戸時代から旅人たちを「自慢の作物」でおもてなししてきた町です。

東京2020オリンピックパラリンピック競技会では,イタリアチームのホストタウンとして,所沢で合宿中のイタリア選手団に矢掛自慢の野菜を送り,オリジナルイタリア料理として提供しました。アスパラガスや,ズッキーニなどおもてなしの気持ちを込めた矢掛の野菜はイタリア人からも「味が濃い!」「風味がよい!」と大好評を得て,多くのメダリストたちの胃袋を支えたのです。

こうした実績をもとにスタートしたのが「矢掛町イタリア野菜プロジェクト」です。JA矢掛アグリセンターの野菜部会の一組織としてJAやかげイタリア野菜研究会も設立,生産者とJAが一致団結し,イタリア野菜というカテゴリーで矢掛町産野菜の顔づくりを進めています。

生産者たちの豊富な経験と,地中海性に似た穏やかな気候や,中山間ならではの寒暖差,小田川の美しい清流や豊かな自然を味方に,生産者自身も晴れやかな気持ちで作物と向かい合い,ラインナップにもこだわった美味しいイタリア野菜は,早くもシェフの皆さんにも好評を得て,おいしいイタリア料理となって今日もどこかで誰かをおもてなししています。

おもてなしの町で,おもてなしの気持ちを込めて育てられたイタリア野菜を,ぜひお試しください。

矢掛町のイタリア野菜が美味しい理由(PDF)

イタリア野菜のご注文はこちらまで

「矢掛町イタリア野菜プロジェクト」の連絡先

JA晴れの国岡山 矢掛アグリセンター(担当部署:営農課)

TEL:0866-82-0123

メール:e-italy@outlook.jp

岡山県小田郡矢掛町小林17-1

矢掛町イタリア野菜プロジェクト公式「Instagram」

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https://www.instagram.com/yakage_italia?utm_source=qr&igsh=c2pjdXkzZGVyN2s0

本プロジェクトでは,地域おこし協力隊を募集しています。

http://www.town.yakage.okayama.jp/life/machi/2023chiikiokoshi03.html

矢掛町産イタリア野菜

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令和5年度活動実績

イタリア大使館訪問

令和5年9月末にはイタリア大使館を訪問。ジャンルイジ・ベネデッティ大使からは,矢掛町イタリア野菜の高い評価と,イタリア大使館としても,この活動を応援していただけるとのお言葉をいただきました。

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東京都千代田区のJA共済ビルで開催されたJA共済マルシェで販売

令和5年9月末に,東京都千代田区のJA共済ビルで開催された,『JA共済マルシェ』に,矢掛町がPRに取り組んでいるアスパラガス,ほたるリゾット,ズッキーニ,ナス・ビステッカ・スペリオーレや町特産物等1,600点を販売し,約2時間で完売する等の賑わいをみせました。

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新宿高野で岡山県矢掛町イタリア野菜マルシェ開催

令和5年11月には,新宿高野本店で「岡山県産紫苑ぶどうフェア(岡山県主催)」と同時開催として,「岡山県矢掛町イタリア野菜マルシェ」を開催し,フェンネル,リゾット米,カリーノケール等のイタリア野菜を販売しました。

また,新宿高野本店でカルチャースクールが行われ,チーフクチュリエが調理したイタリア野菜を使った料理が振る舞われました。

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羽田空港にて,ANAグループ社員限定の『おかやま矢掛マルシェinANA』を開催

令和6年2月には,羽田空港(東京都)第2ターミナルにて,ANAグループ社員限定で,『おかやま矢掛マルシェinANA』を開催しました。

当該マルシェはANAグループから業務委託,出向等で社員が駐在する自治体のみが開催できるため,地域移住CAとして,町職員と客室乗務員(CA)と兼業する橋本慶子氏の力を得て,矢掛町が開催し,山岡敦町長も観光・地域特産物のPRのため,マルシェ会場でトップセールスを行いました。

矢掛町がPRを進めるイタリア野菜を出展し,カリーノケール,リゾット米,カーヴォロ・ネロ,満点リーキ,フェンネルの試食・販売等を行いましたが,午後早々には完売と大盛況でした。

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令和6年度活動実績

イタリア大使館で矢掛町イタリア野菜をPR

6月5日,イタリア大使館(東京都)で,イタリア共和国建国記念日を祝う祝賀会が開催されました。矢掛町はジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア大使から招待を受け,この祝賀会に参加。  

当日は,ピザ生地に代わるヘルシーなピンサのトッピング具材として,矢掛町産のアスパラガス,ズッキーニ,玉ねぎを使用し,6種類のピンサを提供。政界,経済,学術,報道など各界のイタリア人,日本人などの関係者800名以上が参加する中,矢掛町産イタリア野菜を来賓者に提供しPRしました。

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矢掛町産イタリア野菜を使ったピンサ
(注):ピンサとはイタリアの食品メーカー,ディマルコ社が独自に考案した料理で,ヨーロッパを中心に人気を集める,新しいスタイルのピザです

第64回JR大阪駅みのりみのるマルシェ岡山の実り開催

7月27 日,JR大阪駅「アトリウム広場」(大阪府)で,「みのりみのるマルシェ岡山の実り」が開催され,JA 晴れの国岡山と矢掛町が連携して矢掛町イタリア野菜等をPRしました。

マルシェでは,岡山県を代表する果物である白桃,旬のとうもろこし,矢掛町が産地化に力を入れているイタリア野菜のトマト,ナス,玉ねぎ,リゾット米や,玉ねぎをふんだんに使ったドレッシングなどの加工品等を販売し,ほぼ完売するなど大盛況でした。

この日,1,000 名を超える来場者が訪れ,矢掛町の観光・地域特産物のPR を通して,矢掛町の魅力に触れていただきました。

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新宿髙島屋でイタリア野菜をPR

1月18日,19日,矢掛町の農産物や特産物の良さを全国にPRしようと「おかやま矢掛マルシェin新宿髙島屋」を開催しました。

同マルシェは,新宿髙島屋の協力で矢掛町が開催。この日,リーキやフェンネルなど特産化を進めているイタリア野菜等を山岡敦町長やJA晴れの国岡山の山部慎一代表理事専務が矢掛町自慢の味覚を売り込みました。
会場となった新宿髙島屋は,日本一の乗降者数といわれている新宿駅に直結。この日もマルシェには1,000人以上が来場し,矢掛町産の旬の味の数々を買い求めました。

都内で矢掛町産イタリア野菜を扱う飲食店の代表は「矢掛町のイタリア野菜は鮮度が高く,ピザとの相性が良い」と野菜を次々と買い物かごに運びました。また,イタリア建築史・都市史が専門の法政大学の陣内秀信特任教授も会場を訪れ,「矢掛町の気候・土壌は本場イタリアに近いのでは。矢掛町版のイタリア野菜の展開が楽しみ」と期待を話しました。

同日,店内キッチンスタジオでは矢掛町産イタリア野菜を使った料理教室も開催されました。イタリア家庭料理研究家の山中律子さんがイタリア野菜の特徴や調理法を解説しながら,リーキのリゾットやフェンネルのサラダなど4品目を振る舞いました。参加者にも好評で購買へ繋がるきっかけになりました。

教室後,早速マルシェに立ち寄ったという参加者は,「都内では見たことないイタリア野菜に出会えた。鮮度や味の良いものが手に入ってうれしい」と喜んでいました。

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学校給食に「イタリア野菜」で地元食材楽しむ

1 月28 日,矢掛町内小中学校の給食に「矢掛町産イタリア野菜を使った献立」が提供されました。

食育と,矢掛町が推進しているイタリア野菜プロジェクトへの興味関心を深めてもらおうと,1 月24 日~ 30 日の学校給食週間に合わせて行った企画で,ラディッキオサラダやイタリア野菜のスープ煮などが提供され,矢掛小学校4年生の教室では,山岡町長や山部教育長が児童と一緒に味わい,イタリア野菜への理解を深めました。

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テーブルCROSS

2月23日,矢掛町が産地化・特産化を進めているイタリア野菜の魅力を発信するイベント「テーブルCROSS」が,JA矢掛アグリセンターなどの会場で開かれました。

イベントでは,旬のリーキやフェンネル,カタローニャなどのイタリア野菜が並ぶマルシェに町内外から集まった多くの来場者が,新鮮な野菜を求めて列に並びました。

また,ヘルシーなピッツァとして,今世界で人気を広めている「ピンサ」に矢掛町産イタリア野菜がトッピングされた特別メニューが提供されました。「表面はカリッと,中はふんわり」,「香り高くて美味しい」と好評で,県内外から訪れたイタリア野菜ファンをうならせました。

さらに,イタリア野菜の取り組みを町内の人に知ってもらおうと開催した栽培講習会には,約60名が参加。
イタリア野菜プロジェクトの活動報告や栽培状況・方法の説明がありました。参加者は興味津々にスライドに見入り,説明後には多くの質問が出されました。

一人でも多くの人がイタリア野菜プロジェクトに参加されることが期待されます。

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収穫体験と試食会を開催し,イタリア野菜のPRツアーに県内外から参加

テーブルCROSSでは,イタリア野菜の魅力をPRするツアーも開催され,県内外から矢掛町産イタリア野菜に興味をもつ約30人が参加しました。

浅海地区のほ場では,ハーブの一種で,サラダやスープなどに使われる「フェンネル」や,濃い赤色の葉が特徴の「ラディッキオ・プレコーチェ」などの収穫を体験しました。

参加者からは「イタリア野菜はよく食べるが,生で美味しく食べれることに驚いた。こんなに鮮度の高い野菜に出会ったことがない」と話しました。

また,試食会では矢掛町産イタリア野菜を扱うイタリア料理の名店シェフたちがリーキのリゾットやカーヴォロ・ネーロの煮込みスープなどを提供。来場者は本場イタリアの郷土料理などを味わい,その魅力を楽しみました。調理を担当したトラットリア・デッラ・ランテルナ・マジカ(東京都)の三浦慶文シェフは「矢掛町のイタリア野菜の良さは味の強さと鮮度。この質の高さが,さまざまなアレンジと料理の可能性を引き出す」と評価しました。

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シンポジウム「いま,イタリア野菜が熱い~ イタリア料理と矢掛町イタリア野菜~」

テーブルCROSSで,矢掛町イタリア野菜プロジェクトの軌跡をたどり,同プロジェクトへの興味を深めてもらおうと,「いま,イタリア野菜が熱い」と題したシンポジウムが開かれました。

イタリア家庭料理研究家の山中律子さんをコーディネーターに,テーブルCROSSで大好評だったピンサを考案したイタリアの食品メーカー・ディマルコ社のカパンネリ ジョヴァンニさん,イタリア野菜を手がける髙月周次郎さんたち4人がパネリストとして参加。

広島県でイタリア料理を提供する「ラ・セッテ」の北村英紀シェフは「形が良くても味に繋がらないのが,国産イタリア野菜の印象で,難しさを感じる。その中で,矢掛町産のクオリティーには驚いた」と話し,その理由について「イタリア野菜は"人"を表す食材。生産者の人柄や研究熱心な様子が野菜の味わいに表れているのでは」と評価しました。

また,ジョヴァンニさんは「矢掛町の生産者そして環境の良さが,イタリア野菜プロジェクトを盛り上げている。更なる発展には持続可能な農業が必要不可欠。今後の展開も楽しみ」と期待を話しました。

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矢掛町産野菜を使用したイタリア料理

写真は一例です。レシピについては,JA矢掛アグリセンターより野菜発送時に併せて送ります。

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カーヴォロ・ネーロのチップス

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花ズッキーニのフリット

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豚肉とカタローニャの煮込み

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ナスのパルマ風グラタン

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シチリア風フェンネルのサラダ

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フェンネルとイワシのパスタ

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トマト・サンマルツァーノのパスタ

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ボンジョルノトマトの香草パン粉焼き

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リーキのリゾット

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ラディッキオのリゾット

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ズッキーニのリゾット

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フェンネルのグラタン

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フェンネルのクレマ

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アスパラガスのクレマ

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ズッキーニのクレマ

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チーマ・ディ・ラーパのパスタ

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プンタレッラのローマ風サラダ

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リボッリータ

お問い合わせ

矢掛町役場 産業観光課
電話番号:0866-82-1016

お問い合わせフォーム

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